どうも。ぞうさんです。
本日は最近読んだ本「ぼくたちに、もうモノは必要ない。(著:佐々木 典士)」をご紹介します。
最近ではよく聞く「ミニマリスト」という言葉。
その方々が唱える生活様式「ミニマリズム」。その「生活方法」や「考え方」を取り入れるとどうなるのか、私自身が参考になった・実際に取り入れた考え方をご紹介します。
本書はこんな人におすすめ!
・モノを減らすことのメリットが知りたい
・モノの捨て方を知りたい
・人付き合いに疲れてしまった
・もっと時間に余裕が欲しい!

モノを持ち続けるのは「自分軸」ではなく「他人軸」だから
便利なモノがあふれる現在、私たちは「手に入れる」機会は多くなった一方、「処分する」機会は減りました。
そんな環境の中、我々が「モノ」を持ち続けることに依存する理由があります。
それは「モノを基準に判断される」と感じているからです。
すなわち、「自分以外の人の価値観が基準になっている」ことが、多くの方がモノを持ち続ける理由の1つでしょう。
そんなモノがあふれている今、限られている時間を有効に使うために、本当に必要なのかを考え、所有するモノを最小限にすることは、重要です。
今すぐできる「捨ててもいいモノ」の判断方法3選
では実際、自分にとって「捨ててもいいモノ」とは何でしょうか?
その判断基準として、本書に書かれていた中でも私も実行した「すぐに判断できる方法」をご紹介します。
①1年間使っていないモノ
1年間使用しなかったものはその後使うことはなかなかありません。
「この服はおしゃれだし、いつか行く晴れ舞台のためにこの服は取っておこう」
恐らくそんな機会はめったに来ないし、来てもその時の自身が思うおしゃれとは違うでしょう。
【本基準で私が捨てたモノ】
・ダッフルコート
・セーター
・ワイシャツを着る時用のエアリズム(職場が私服出勤のため)
②複数あるモノ
「まだ使えるから」という理由で持っているモノ。確かに複数持っていても場所を取るだけで意味がないモノもあります。
1つあれば十分ですし、その分管理するスペースも最小限で済みます。
【本基準で私が捨てたモノ】
・食器
・コップ
・家電購入時に付属でついていた用途限定の備品
・ファイル
・消しゴム
・ボールペン
③「5回」捨てようと考えた記憶のあるモノ
普段から生活していて、時々「これもういらないかな」と考えることはありませんか?
更に「あれ?これ以前にも考えたな。」と感じるのならそれは「捨ててもいいモノ」です。
著者曰く、人間が1日で6万回考えているそうです。そんな中で覚えている考えはわずかのはずなのに覚えているということは、それほど頻繁に考えているということです。
恐らくその「捨てようかな」は5回よりももっと考えている可能性が高いでしょう。
【本基準で私が捨てたモノ】
・限定的な使用用途の調理器具
・本棚
その他にも、多くのやり方・基準が紹介されていますので、より深く知りたい方は実際に読んでいただければと思います。
ミニマリスト流の人付き合いは広すぎず、狭すぎない人間関係
本記事を読んでいる方は、周りの方々と「大人数と深く関わる」のと「少人数と深く関わる」。果たしてどちらが自分に合っていると考えますか?
ここで大切なのは、自分を知ることであると私は考えます。
もちろん、「大人数と浅く」よりは「少人数と深く」であれば「少人数と深く」を選ぶ方が大半でしょう。しかし大人数とも深く関われるのだとすれば…果たして皆さんはどうでしょうか?
私はそれでも「少人数と深く関わる」を選択します。
これは人と関わることに対する各々の「価値観」にもよると思いますが、本書ではある男性の友人との関わり方でこんな例を挙げています。
誕生会を開けば100人の友人が集まってくれるそうだ。しかも、男性が好きなワインを持って。
しかし、その男性は3日に1回くらい他の人の誕生会に出かけているそうだ。
("「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」)(一部省略)
皆さんが持つ、残りの時間は果たしてどれくらいでしょうか?
多くの友人を持つことは確かに素晴らしいことかもしれませんが、その関係性を保つために皆さんの時間を使うことは本当に必要なのでしょうか?
個人的な意見としては、時が経つごとに関わる人は変われど、3~5人程度の「連絡を取る」「食事に行く」友人がいれば十分ではないでしょうか。
モノを減らせば時間が増える
モノが増えればそのための場所が必要でそれは逆のことも言えます。
モノが減ればそのために必要な場所が減ります。
実際「この家具なければもっとスムーズに掃除できるな…」と私も感じることがあります。
不要なモノを減らせば、
モノを管理するための時間が減る = 他のことをするための時間が増える
ということです。
ここで私なりに1つ加えるとすれば、その増えた時間をどう使うかを決められると尚良いと思います。そのためにも、自分が何をして過ごしている時間が好きかを理解しているのは「強み」ですね。
終わりに
いかがでしょうか?
正直本書は以前にも何度も読んだことがあったのですが、今回ブログにて紹介しようと改めて読んでみると、更に自分に落とし込むことができました。
私も本書のやり方を参考に、大きなモノから小さなモノまで捨てることができました。
そのおかげで今の部屋はスペースが大分広がり、ゆったり過ごすことができます。
是非皆さんも本書を一度読んでいただき、私生活に取り入れてみてください。
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